『太一〜UFOに乗った少年』Blog

宝生明のファンタジー「太一〜UFOに乗った少年」と現実

【UFO目撃談01】満月とともに大編隊

望月クララさんは小学生の頃にすでにUFOを見ていたそうだ。リキュールのグラスを傾けながら望月さんは語った。

「小学生の四年か五年の頃に、うちの二階の窓から団地が見えたんですね。で、その団地のすぐそばに大きな煙突があって、その脇に黒い点というか、ぼやけて灰色っぽい点が浮かんでいたんです。なんかトキメイタんです。ついに見たって。ずっと確かにそれはUFOだと思い込んでいたけれど、今、振り返ってみると、果たして本当にUFOだったのか朧げですね」

しかし、望月さんは大人になってからも三回UFOを見たという。

「二度目は 1994年の9月5日でした。その日、閉山した富士山に登ったんです。五合目に車を止めて、頂上まで行って、すぐに降りてきたんですけど、降りはじめて九合目くらいに来たときに、背後から視線を感じたんです。振り返ると富士山の山頂近くに白く光る何かが飛んでいました。それはしばらくそこに浮上していて、何度振り返ってみてもそこにありました」

この頃にご縁があって、何度も富士山のあたりを訪れた。そして、そこでUFOを見た。

三度目は1994年の9月の満月の日。その日は小富士の丘で瞑想会をするつもりで行った。夕方に行き、満月を眺めながら瞑想をするつもりだったが、霧雨が降っていたので諦めて、五合目まで降りたという。そこで冷えた体を温めようと、お茶屋さんで外を眺めながらきのこ汁などをいただいていると、霧雨が止んできた。

「そのときびっくりしたのは、雲がまるで両開きのカーテンが開くかのようにパーッと晴れていったんです。するとその真ん中から満月がドーンと出てきました。まだ地平線に近いお月さんだったので、とても大きく感じたんですね。それをしばらくうっとりして見ていたら、満月の周りに無数の光の粒が見えたんです。そしてその光の粒は、私たちのいる富士山の頂の方角に向かってゆっくりと近づいてきました。それは、そう、UFOの艦隊だったんです。鳥肌が立ちました」

この頃は、親しい仲間と共に富士山に毎週通っては、神社巡りをしたという。木花之佐久夜毘売命をお祀りしている富士信仰の富士宮本宮浅間大社や古御嶽神社などによく行ったそうだ。UFOと神事とは、どこかでつながっているのかもしれない

「四度目は、いつだか思い出せないのですが、夏のある日。車で富士山五合目まで行き、駐車場に車を止めて後ろを振り返ると、山頂に向かってLの字を描くように閃光が入っていきました。あー、あれだと思ったんです。それを見る以前に雑誌か何かで、富士山の山頂に向かってL字型に飛ぶ閃光を見たという目撃情報を読んだことがあったので、それを見たんだと思いました」

 

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editor • 2014年3月9日


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